2007年12月6日   療育センター、ふたたび

 6月22日の日記初心にかえってで、療育センターを訪ねた旨、書いた。
 家の子供は、集団生活に馴染めないところがあり、診察にいったのだ。
 上手く集団生活に馴染めないのは、親のしつけが悪いのだろうか、と思ったこともあったのだが、相談してみると疑問は解消、新たに子育てに向き合えた。

 その診察の折、半年過ぎたら、診せにきてもいいですよ、と言われていた。
 俺は、すっかり忘れてしまっていたのだが、嫁が、保育園で、担任の先生に、どうされますか、と聞かれたらしい。
 担任の先生からそんな提案がされるということは、他のお子さんたちとは、やっぱり違うのだろう。

 そして、今日、療育センターへ。
 結構忙しいにもかかわらず、担任の先生は、また、付き添ってくださった。感謝している。
 受付のとき、
















































 
何科ですか?

 と問われて、「へ?」

 うちの子は、前回は友達を噛んでしまって、行動に問題あり科?←ないっしょ、どうみても

 ま、そこはなんとかなって、受付を済ませた。

 最近では、友達に馴染んできたのだが、みんながお昼ご飯を食べている時に、一人だけ席につかずに走っていたり、お絵かきのときもブロックしていたり、とにかく、アウトロー???

 病院の先生の質問が最初にあって、

 
「何歳になったのかな?」

 「4歳」

 
俺(うんうん、上手く答えてる)

 
「保育園では、どんなことして遊ぶのが好き?」

 「いいこと」

 
俺(抽象的だ、実に面白い)

 
「そっか、いいことかあ、それはどんなことかな、ミニカーとか、ブロックとか」

 「あのね、木の車しかない。木の車しかないから、ミニカーは家にしかないわ」

 
俺(先生にダメだしか、保育園にミニカーないってことな)

 
「ミニカーで遊ぶのが好きなの?」

 「うんと、僕は、ブロック」

 
俺(ミニカーに拘ったわりには、ブロックかよ)


 総合すると、うちの子供は、拘るタイプで理屈っぽいのだそうだ。普通の子が、すんなりと納得するところを根掘り葉掘り聞きたくなるらしい。興味のあるものには、とことん。興味のないものは、しらんぷり。だから、適当な説明をすれば、・・・























































 
 
全く論理的ではない

 と、いいかねない。

 いい意味で言えば、学者肌といえなくもないが、悪く言えば、気持ちの切り替えが下手なタイプであって、社会生活の場面では、他の子と一緒に行動ができない、わがままな子、となってしまう。
 これは、発達障害、と呼ばれているものと似た症状らしいのだ。

 ただ、症状的には軽いので、まあ、年少さんだし、小学校に上がるまでに治るとは思います、と言われた。
 病院の先生も、親がナーバスになってもいけないと思っているのか、かなり優しい口調だ。

 まあ、こういうお子さんは、それをもう1回やったら次はご飯食べようね、とか、次にやるべきことを予告して、切り替えの手助けをしてあげてください、というアドバイスももらった。
 何かに夢中になることは決して悪いことではないので、できる限り説明してあげてください、とも。


 最近では、自動車のカタログを絵本代わりに見て、その後、寝るのが日課だ。

 「父さん、車はなんでうごく?」

 「エンジンがついてるから」

 「エンジンが、タイヤを回すの?」

 
「そうだよ」

 (変速機の絵を見つけて)
 「これは何?」

 
「あ、これ?これがね、トランスミッション」

 「ほら、アイシンエーダブリュが、オートマチックトランスミッション、っていってるでしょ」


 「これ、どこについてる?」

 
「ん?エンジンとね、タイヤの間についてるよ」

 
「ほら、父さんの車、4速オートマチックトランスミッションでしょ」

 「4速、って何?」

 「ローギヤ、セカンドギヤ、サードギヤ、に、トップギヤ、だがね」

 (こんどは、シフトレバーの絵を見つけて)
 「父さん、N、って何?」

 
「ニュートラル」

 
「Rは、たしか、リバース。バックするときな」

 (ふたたび、変速機の絵をみながら)
 「こっちに、エンジンがつながってる?」

 
「そう、こっちにエンジンで、こっちの後ろのタイヤが回るの」

 
「ほら、ここで、エンジンが回ると、ギヤに伝わって、タイヤが回る」

 「どうして?」

 
「ほら、ここが、オイルだっけかな液体が入っていて、この液体を介在させて、動力をギヤに伝えるんだよ。だから、ドライブでもブレーキ踏むとさ、エンジンが回りながら停まってるでしょ」

 「???」

 「エンジンって、ガソリンで動く?」

 
「そうそう、ガソリンをさ、空気に混ぜて、火花散らせて、爆発させるとさ、あ、どっかにピストンの絵あったでしょ、あ、これこれ、このピストンが上下に動いて・・・」

 「父さん、V6、って書いてあるねえ」

 「ピストンがさ、V型に配置されててね、6気筒、っていって、6個あるの」

 「父さんの車は?」

 「父さんのは、直列6気筒だよ」

 「それじゃあ、さあ、」

 ・
 ・
 ・




























































 
 
早く寝てほしい

 限りなく続く会話、と、好奇心。
 目を輝かせ、だんだん興奮してきて、眠らない。
 ま、キライじゃないけど、俺も。

 発達障害というとネガティブに聞こえるが、全てが子供の個性。
 一人一人の子供の、かけがえのない個性なのだ。
 社会生活を営む上で、もう少しだけ人に合わせられれば、それでよい。
 必要以上に迎合しなくてよいのだ。
 なぜなら、俺も、そんなふうに生きているのだから。


 さて、俺はといえば、お客さんと決別し、チーム瀬名の舟は、沖に出る前に沈没。
 だが、Sちゃんから、一本の電話。
 東京の事務所の先生が、俺と会ってくれるらしい、とのこと。
 そう、Sちゃんが、事務所の先生に、俺を紹介してくれた。
 ということで、明日は、東京へ出張。
 これで、新たに一つの収入源が確保できればいいのだが。

 Sちゃんには、

 
紹介してくれたお礼に、うまいもの奢ります。



 12月のギャンブル成績、
6,200円。
 択一試験まで、あと、156日



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